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感染症 - メニューへ戻る

手足口病

 コクサッキーウイルスA6、16、エンテロウイルス71型などが原因となります。手足に赤い発疹(少しもりあがっていたり、水泡を伴う)と、口の中に口内炎を生じます。発疹はおしりの周囲や、おとなでは顔面に見られることもあり、口内炎はヘルパンギーナよりも広い範囲に出現します。手足の発疹だけであったり、口内炎だけが生じることもあります。数日間の発熱が見られることもありますが、熱がないこともあります。発疹や口内炎は1週間程度で改善します。手足口病の1から2ヶ月後に爪が剥がれ落ちる爪甲脱落症が見られることがあります。これはウイルスによって爪の産生が一時的に抑制されることによって起こると考えられいます。かならず新しい爪が生えてきますので、爪のない部分を軟膏で保護するなどの対症療法を行います。

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